JIN すごい人間に囲まれて役立たずに感じてしまう
わかる。わかるよ、恭太郎さん。
今回のJINは、人のため社会のために役立ちたい、と思いながらも周囲の人間のレベルが高すぎて自分が役立たずに感じてしまう、旗本のお話。
なんと言うか、わかるなーと思いながら見てました。泣いたしさ。
人をよく観察してしまうのかなぁ。自分がすべきことをしていない、そんな劣等感を覚えてしまう若者って感じですね。
後からひょっこりやってきた坂本龍馬が天然ですごいことをやってのけると、自分の今までって何だったんだろう、自分がいなくても大丈夫じゃない?みたいな感覚に苛まれるんだよなぁ。つまり、無力感。
そんな中、旗本のプライドをかなぐり捨て、役者に往来で土下座する恭太郎さんはすごいな。
当時の役者と言うのは人気はあっても、社会的地位はそれほど高いわけではない。
そういう人間に旗本の当主が土下座だからな。
吉沢悠もなかなか良かったですね。
あとはやはり、内野さんの坂本龍馬だなー、やっぱ。
めちゃめちゃ良いよね。やっぱりあれくらいの泥臭さがある方が人間的だよ。