今年に入って読んだ本を簡単に整理

今年に入って読んだ本、記憶をたどりながら簡単に整理しておこう。

この2冊に逢えたことは大きかった。
自分の中での能力、学習というものに対する認識が大きく変わった2冊です。
あと、自分にあった本の読み方がこの中では示されていて、これは良かった。
他の本にも書かれている内容なんですが、この人が言うとすんなりと実践出来ましたね。
これがコンサルタントの能力でもあるんでしょうかねー。すごいと思います。

あと、1〜2週間で相手と対等に話せるだけの専門家にならなくてはならない、「勉強させていただきますは禁句」というのは本当にそのとおりだなと思ってます。
お金を払ってくれる相手に対して「勉強させていただきます」はプロフェッショナルではない。

野口さんの本は非常に読みやすく、スイスイと読める点が特徴的で本当にオススメです。
他の本もぜひ読んでみたいと思ってます。

コンサルタントの勉強法

コンサルタントの勉強法

  • ハイコンセプト 「新しいこと」を考え出す人の時代,ダニエル・ピンク,三笠書房

この本は野口さんの本の中で言及があったこと、書かれている内容が個人的に感じてた問題意識と重なる部分も多かったので即購入。
読了にはちょっと時間を要しましたが、興味深く読むことができました。
もう一度読み直してみることも必要。

ハイ・コンセプト「新しいこと」を考え出す人の時代

ハイ・コンセプト「新しいこと」を考え出す人の時代

この本は想定していた内容とはちょっと違ってて、著者のやっていることのアピールが後半展開されている。
理念的には賛同できますが、少し期待値とは異なる内容でした。
ただ、『ハイコンセプト』や野口さんの本と合わせて読むと、現在伸びているBRICsに怯える必要はない、という著者の指摘は「なるほどな」と感じます。

新しい資本主義 (PHP新書)

新しい資本主義 (PHP新書)


ドラッカーの言う知的労働も徐々にアウトソーシングが進んでいるが、アウトソーシングできないのが、コンセプト思考であり、物語を生み出す能力である、ということで、その点においてインドや中国に怯える必要はない、というものですね。
寧ろ日本のおもてなしの心や国民性というものはこのコンセプト思考、物語を生み出すことには向いているようにも思いました。

ただ、コーディネイトというか、奥ゆかしさが少し邪魔をするかもなーと思います。

今年はとにかく本を読み込もうと思ってます!