中山間地域とICT

中山間地域を言い換えれば、語弊があるかもしれないけど「田舎」だと思う。

田舎を伝えること

田舎に対する憧憬のようなものは都市に住む人でも持っている人は多いような気がする。
もちろん、一切関心がない人もいるだろう。

で、こういった田舎の情報を発信(この言葉はあまり好きじゃないけど、いい言葉が浮かばない・・・)していかなければいけないと思う。

いま、田舎は人口減が大きな問題になっている。まぁ、日本全体が減少に転じたんだから田舎だけの問題じゃないけどね。

ま、とにかく田舎は何とか人に住んでもらえるようにしたい、観光や視察などで交流人口を拡大したいと思っている。

そのためには地域の魅力や価値、機能、都市を維持するためには必要な地域であることなどを伝えていかなければならない。

ツールとしてのWEB/ICT

ICTって、森さんが「IT」イットと読んだ「アイティ」にコミュニケーションのCを入れたものだけど、要は田舎と都市が対立するのではなく、お互いに認め合うことに役立つんじゃないかな。

都市の人はやっぱり、自分たちの税金が一見、まったく関係のない田舎に使われることに疑問を感じるだろうし、実際、無駄なハコモノは多いと思う。
ただ、今までのハコモノ行政と中山間地域を守ることとは分けて考えるべきだと思う。
ただ、こう言ってもなかなか理解しにくいと思うから、ICTでもって分かりやすく伝えて、できれば田舎に来て野山を駆けずり回ってみませんか?ってなればいいなぁー。

個人的にはここが一番重要な課題のような気がしている。
つまり、相互の理解不足。
田舎は税金が投入されて当然だと思っちゃいけないし、都市は税金が投入されること=無駄金だと思っちゃいけない。

地方の集落へ行けば、きっと当然のことに気づくと思う。

あぁ、こういうところでも人が住んでるんだ。

と。
そして、そこに住んでいる人はとても温かいということを。

僕自身、田舎の情報や活動しているグループの情報を出すブログを書いているけど、難しいんだよね。

たまに、地元の人が自分の思いを書いてほしいなーと思うこともある。
いつかはもちかけてもいいのかもしれないけど、当面は若い人間が書いていくのが良いのかな。