ちょっと前の話ですが 佐渡汽船の件


隠岐でやるなら、自動車航送料を一律1000円にする、というのではなく、船賃を半額にする、あるいは冬季(11月〜2月くらい)の期間限定で大幅割引などにした方が良いだろうと思います。

と言うのは、隠岐の観光客の大部分は7月、8月に集中しています。
隠岐でこの2ヶ月間にさらに誘客しようものなら、おそらくほぼ確実にパンクします。*1



そして、以前から話には出ているんですが、隠岐への観光シーズンを前後1ヶ月ずつ伸ばすことができれば、というところが、冬季の割引などで実現できるかもしれません。

今の観光シーズンといえば、4月〜10月といったところです。実際、高速船レインボーの就航期間もだいたいこの間です。*2

これを3月〜11月くらいまで引っ張れれば、7月、8月をピークとした山がもう少しなだらかになるのではないかな。
少しでも7月8月への依存度を減らし、一年を通じて観光客が来たくなる島にしていかなければなりません。


佐渡は1000円にした効果として、例年2000台のところに予約で5倍の10000台超と誘客効果は大きかったようです。
しかし、その一方であまりにも一度に大勢来過ぎると一人一人へのサービス低下にならないか、と心配になります。

佐渡はその辺、大丈夫だったんでしょうか?
宿泊施設のキャパや、個人への応対など人と人とが顔を合わせるシーンはもちろん、自動車で来る、ということはレンタカーやタクシーが不要になる、ということでその辺はどう理解を得たのでしょうか?

観光客が減る中、まずは来てもらわないと始まらない。それは隠岐も同じ状況であると思います。
でも、観光客を呼び込む手法はもう少し考える必要があるかな、と思いました。


佐渡の観光関係者の方などが実際、成果としてどう感じているのか、どこかに公開されていないかな〜。

*1:8月はお盆もあるしね

*2:これ以外は日本海が荒れすぎて船が動かせないのでは?