隠岐ジオパーク全地連視察の様子

全地連の隠岐ジオパーク視察の様子を写真で紹介します。

9月12日(土)

今回ガイドをしていただいた風待ち海道倶楽部の方。



玉若酢命神社でのガイドは同じく風待ち海道倶楽部の方で、神話や祭など歴史・伝統文化を得意とされています。



この方は地層・地質に大変詳しいジオツアーのガイドの方です。



お昼ごはんは五箇地区の創生館で「隠岐ソバ定食」をいただきました。
隠岐ソバは焼きサバで出汁をとる点が特徴かな?ソバが嫌いだった僕をソバ好きにしてくれた、とても美味しいソバです。

黒い塊は「バクダンおにぎり」で、隠岐産の岩ノリを贅沢に使ったおにぎりです。これも美味しいです。
小鉢にはメカブなどがあり、隠岐らしい食事でした。




下二つの写真は光山寺(こうさんじ)という場所です。
小野小町のおじいさん?にあたる小野篁(おののたかむら)と関係の深いお寺です。


隠岐ジオパークでは、地層や地質に限らず、神社仏閣、歴史、お祭、植生、生態系、そしてガイドや島民の人間性といった幅の広い引き出しがあり、それを伝える仕組みを作り上げつつあるところが特徴であり、他の地域に負けない取り組みであると思います。


ここからは壇鏡の滝です。


このシダは「リョウメンシダ」と呼ばれているシダです。普通のシダは裏面がしろっぽい色をしていますが、このシダは裏面も綺麗な緑色をしているのでこの名が付いたそうです。


これも杉です。日本の杉は「おもて杉」と「うら杉」に分けられるそうで、うら杉は日本海側に分布しているそうです。
うら杉は芦生杉とも呼ばれているそうですが、その特徴は写真のように枝が横に伸びてから上に向かって伸びていくという性質があるようです。

ひとつ前の記事の冒頭写真の乳房杉も同じような雰囲気であることがわかると思います。


行く度に思いますが、本当に隠岐はすごいです。