社会的共通資本 宇沢弘文
結局、先週一週間かかってしまったが、宇沢弘文の『社会的共通資本』を読んだ。
まぁ、前回の読書と同じようにとりあえず読んでみた程度なんだけど、簡単に自分なりにまとめてみたい。
一番印象に残っているのは宇沢弘文が新古典派やケインジアンを批判していることと、想像していた以上に日本の農山村に対する理解があったということ。
社会的共通資本 3種
- 自然環境 (大気や森林、農地など)
- インフラ (道路、港湾、交通網など)
自動車に関する社会的費用の負担については、うーん。ちょっとどうだろう・・・と思ったかな。
- 制度 (教育、医療、金融など)
読み終わった感想
読みながら思ったのは、章によってニュアンスが違うというか読みやすさが違うというか、そんなほんの少しの違和感を感じた。
そしたら、最後になってやっと理解した。
この本、今までの著作の集合作品だ。
何はともあれおバカさんなので・・・
何度も何度も目を通して、関心のあるところからでも理解していかないと、全体をなかなか自分の中に落とし込むことができない。
この後もたびたび読み直してみたい。